2月から参加し始めた、絵本読みボランティアの情報交換サークルでは、毎年5月に図書館でお話し会をするそうです。
今年は、オリンピック開催にちなんで「中国の絵本か紙芝居を入れてほしい」という要望があり、中国の昔話を読み漁ってます。
今まで、中国の昔話というと、『勧善懲悪!』しかも、悪は徹底的に懲らしめる(かなり残酷な)結末が多いようなイメージがありましたが・・・
これは、結末に関しては、生ぬるいです(苦笑)。
でも、その分、ユーモアたっぷりで、笑えます。
入れたものが100個に増えてしまう、不思議なかめを見つけた、働きものの若夫婦。増えたものを村人みんなに配る、見るからに善人です。
対する悪人は、欲張りでいばりん坊の地主。
若夫婦から、力づくでかめを取り上げますが、有効利用できず・・・???
次々に、同じ姿のおとうさんが出てきて、屋敷じゅうをうろうろしてるシーンは、大爆笑!
で、でも・・・
この地主、このあと、このおとうさんたちをどうしたのかな〜?!
かめを捨てずに、ごはんも衣類も100倍にすればよかったのに・・・(笑)。
それに、あの親切な若夫婦には、何もご利益ないの〜???
・・・と、どうもすっきりしない気分に見舞われます(苦笑)。でも、まあ、子どもたちと、続きを想像して楽しめばいいのかな?!