チョコレートの原料のカカオ豆生産地世界一のガーナから農業の研修生としてエリックさんが周二の家にやってきました
最初はどうしてよいかわからなかった家族ですがエリックさんの人柄に触れ、少しずつ変化をしていきます
日本という国がいかに食料に恵まれ、世界を知らないことが身につまされるお話です
またエリックさんを通して「家族」の大切さ、暖かさ、絆を感じさせてもらえます
誠実さは人間の心を裏切らないと、強く心に残る1冊です
作者は専業農家のかたわら物語を執筆しているという面白さもかね添えていて興味深いです
感動して読みながらまた、電車の中で泣いてしまいました
小学校高学年からお勧めですが、ぜひ大人の方も読んでみてはいかがでしょうか