年長さんの下の娘が、病院の待合室で大層気にいって読んでいたのが、同じ五味太郎さんの『るるるるる』。それをママさんから聞いて、有名でタイトルは聞いたことあったけど、実はちゃんと読んだことのなかった、この『さる・るるる』が頭に浮かびました。
さっそく本屋さんで手にしたものの『るるるるる』とは、ちょっと毛色が違うみたいだし、娘の反応はどうかな?と思っていたら…、それが予想以上に大うけ。
色はついていないし、キャラクターも決してカワイイという感じじゃないんだけど、「さる・○る」だけの文章とあの独特の表情がベスト・マッチ。ママさん、小2の上の娘もいっしょに楽しませていただきました。
さて、下の娘。何度か繰り返し読んだ後「このおはなし、ずっとつづいてるんだよ」「?」「ほら」“さる・ねる”の最終ページから、さるがベッドの上で上半身を起こしている中扉のページにさっとめくり直すと一言
「さる・なおる」
ケガも治って、さるの元気な一日がまたスタート。なるほどねぇ〜。子どもの発想はさすがと感心してしまいました。