この本の第一印象は、わたし的には微妙なものでした。韻を踏んだ切れのある表現は良いのですが、声に出して朗読すると、冷たい感じを受けたからです。それと、サルの絵が、どう表現していいのかわからないのですが、わたしの好きではないタイプのイラストでした。
だからといって、決して悪い作品ではないと思います。わたしが上で述べたような点が逆に「いい!」と感じる人もおおいはずです。楽しんで読んでいる子供も多いと思います。
わたしは、「自分が面白いと思う」かどうかで絵本を薦めたり評価する、という観点からこのように評価しました。