スウェーデンの人気作家さんの児童書だそうです。
日本で北欧の児童作家さんの本が読めるのは、ひとえに菱木晃子さんがいらっしゃるから!!
新しい北欧の児童書を見つけるたびに嬉しくなります。
主人公の女の子の名前は「ドォンネ」といいます。日本人には発音しにくいし、珍しい名前ですよね。
しかも、っこれって、愛称の呼び方で本名は「ダニエッラ」というんですって。(この方が日本人的には聞きなれた感があります)
冒頭の部分で、この子はお父さんとのことばかり言っているので、よほどのお父さん子なのね。なんて思っていたら、
実はお母さんは少し前に病気で亡くなっていたんです…。
後書きで菱木さんも書いていらっしゃいますが、悲しい出来事をいくつも乗り越えて、小さいながらに前向きに「楽しく生きていこう」としているドゥンネがカッコいいです。
小学校1年生らしいのですが、1年生では理解しきれない部分もあると思うので、小学校の中学年くらいから高学年のお子さんたちにお薦めします。