落ち着いた色合いの絵と、詩のような文章です。
ページをめくる時、垂直からページを重ねる時に絵が立体的になります。
ゆっくりめくったり、ぱたぱたと動かしてみてみると面白いです。
額縁の絵が隣の絵に写っていたり、パズルのピースがはまったり。。
いろいろな発見があります。
絵だけをじっくり見たら、文章もゆっくり読んでみると、とても深いです。
思春期の頃に出会ったらよかったと思えるものです。
誰もが悩み、落ち込むけれど、自分だけじゃないんだと思わせてくれます。
そんな時に、こんな風に考えれば気持ちが楽になると教えてくれます。
全体的にブルーグレーの背景で、気持ちが落ち着いていくのが分かります。
表紙を見ると、ちょっと怖いのが残念です。