復刊前に息子に読み聞かせをしていたビッケシリーズは全五巻でした。
今回の復刊で、六巻目が存在することを知り、息子も最終巻を読みたいというので、読み聞かせをしました。
ビッケたちがたどりついた国では貧富の差が大きく、下層階級の人たちは奴隷のような暮らしをしていました。
それを見かねたビッケたちが作戦を練るのです。
読んでいて「あれ?」っと思ったのは、いつも優しいビッケの意外にいじわるな言動があったこと。
それだけでなく物語の中心になるものも、今までの五巻とは違うなあ、ひょっとしたらちょっと時間をおいて書かれたものかしら?なんて思って読んでいたのですが、あとがきを読むとどうもそうらしいことがわかりました。
最終巻なので、ビッケシリーズが終わってしまうのは何だかさびしい感じもありました。
六巻目まで読んだので、もう一度一巻に戻ってビッケの活躍ぶりを息子と読み直せたらとも思います。