絵本 地獄」 しゅうくりぃむさんの声

絵本 地獄 監修:宮 次男
構成:白仁 成昭 中村 真男
装幀:貝原 浩
レイアウト:貝原 浩
出版社:風濤社
税込価格:\1,760
発行日:1980年08月
ISBN:9784892190957
評価スコア 4.18
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  • 心のどこかに刻んでおいて欲しい

    「自ら命を絶つと、永久にその場所で彷徨い続けるんだって」
    こどもの頃、姉からそんな話を聞きました。
    経緯は思い出せないのに、そのひと言は深く胸に刻まれ、大人になった今も、どんなに辛いことがあっても、絶対に命を粗末にしてはいけないという思いが続いています。
    だから娘にも、同じように言って聞かせています。

    そして、この本。
    悪事をはたらいた者、命を粗末にした者の行く末・・・。
    いつも私が言っていることが描かれていました。
    娘は、「やっぱりほんとうなんだ」と感じたようです。
    確かに過激な絵も多くあります。
    だからこそ深く印象に残るだろうと思って、読んで聞かせました。

    この話は、たったひとつの善行のおかげで、地獄の入口からこの世に戻ってこられた五平さんが、地獄の様子を語るという構成になっています。五平さんは言います。「地獄には行きたくない」と。

    そして、ひと際大きく赤い字で、
    “子どもたちよ、いのちをそまつにするなよ!”と書かれています。

    自分の命も、他のすべての命も。
    心のどこかに刻んでおいて欲しいお話です。

    投稿日:2013/06/18

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