またまた”大型絵本”を借りてきました。絵本だけど、とっても読み応えがあり、2日間に分けて読みました。
前作で、王様としての自覚が芽生えたババール。今回はぞうの国を作ることを考案。仕事の館、楽しみの館、そして自分たちの家。完成時には楽しみの館で園遊会が開かれ、翌日からは子供たちは学校へ行き、大人たちは好きな仕事に就き、朝のうちは勉強や仕事に励み、午後は好きなことをして楽しむ。こんなにも現実味のあるお話って他にあるでしょうか?立派にぞうの国を作り上げていくババールには感心させられっぱなしです。
ところが、こんなにも順風満帆だったババールに、思いもよらない出来事が。おばあさんとコルネリウスの命に関わる大事件!ハラハラどきどきしながら読みました。息子は「可哀想」と言わんばかりに、本を持つ私の手にしがみついていました。楽しいばかりではない現実を、しっかり描いている作品です。難しい言葉や、覚えにくい(ぞうの)名前がたくさん出てきたり、お話も長いので、子供の反応は「ん?」という感じでした。ちょっと理解しにくくて、「おもしろい」とも「つまらない」とも言いかねてる感じでした。もう少し大きくなったら、また読んであげようと思います。