太古から、洋の東西を問わず、月ってものを見ては人々はミステリーを覚えてきました。それに、(実は私は逆立ちはできませんが…)逆立ちすると、世の中が違って見えるような感覚がドッキングして誕生したような、他にない絵本です。
月夜、アンナのところにやってきた不思議な生物(音楽家)を乗せた船。月の世界で繰り広げられる演奏会。月の竜というのが髪にカーラーを巻いてスリッパをはいたおばさんっぽく描かれているのも、なんともユーモラスです。
娘は、
私のところにも船が来ないかな…きみのなまえは?そりゃあいいなまえだね。きみはなにか楽器ができるかい?…って聞かれたら「私はピアノを弾くわ」って答える!
と言っています。
この不思議な世界を楽しんだようです。