実は本屋さんで立ち読みしました。そして、今日全ページためしよみで二度目の立ち読み(?)です。
前回も今日も同じ所で涙が出ました。
オオカミが数日、家にこもって遊びに出てこないのを心配して、キツネとコダヌキがオオカミを訪ねます。
部屋をのぞくと、コダヌキへの熱い想いがつまったお手紙を書き終えて、安心してぶったおれたオオカミ。
その寝顔には涙のあとが…
「こんなに好きなのに、なんで好きになってくれないの?」
それって同性でも異性でもありますよね。(そういえば反抗期の親子でもアリですね)
うちの中一の息子とオオカミをいつも重ねて見ていた私にとって、この本はとてもタイムリーでした。
今まさに中学校という新しい世界で、友達とうまくいっていない様子の息子の心の内側を見ているようで、
とても胸が苦しくなりました。
もっとオオカミのように積極的ならまだいいんですが。いつまでも受け身で待っているだけなのです(;一_一)
わたしもキツネのように手助けをしてあげたいけど…
思春期だから、いえ、思春期だからこそ自分の力で乗り越えるために、ミミズクさんのように見守って
あげないとなぁ。
思春期記念に購入して、そっとプレゼントしようと思います。
オオカミのように自分の気持ちに素直に、コダヌキのように個性の違いを受け入れて、キツネのように
ともだち思いの人になってくれますように。