クリスマスだから・・・って関係なく、いつでも楽しめる作品でした。
三人兄弟それぞれのクリスマスの物語・・・
『サンタクロースとれいちゃん』
クリスマスの夜。サンタさんが待ちきれないれいちゃんは、一人お外にサンタさんを探しに・・・
「あー!!あかんでぇ!わ〜るいわるい」 と息子。
「そうだね。ひとりでお外に出ちゃだめね。」
どんどん森へ入っていくれいちゃん。(心配そうな息子・・・)
サンタさんだ!!! れいちゃんが見つけた。けど忙しいサンタさんは気づかず行っちゃう。やぶけた袋からおもちゃを次々落っことしながら!
気づいて戻ったサンタさん。落ちたおもちゃと一緒に袋にれいちゃんを入れちゃった。
れいちゃんがお家に居ないので驚くサンタさん。
『サンタさん、ここ』 袋の中のれいちゃんにびっくり☆
ベッドにれいちゃんとプレゼントのくまさんを寝かせて、サンタさんはれいちゃんが眠るまで傍にいてくれる・・・・
「いいなあ〜れいちゃん!お外に出て悪い子やったのに、サンタさんにプレゼントもらって、ベッドに寝かせてもらってるし!ぼくもサンタさんに会いたい!!!!」・・・これには困っちゃいました。 確かに一人でお外に、しかも夜に!
どう言ったら納得させられるか、ママの腕の見せ所か???
皆さんはこんな質問になんて答えますか〜?
『ふたつのいちご』
お姉ちゃんらしいかすみちゃんのお話。
ケーキに飾るいちごが足りない! 前にいちごが成ってた場所に取りに行きます。
だけど・・・ない!
ここからはかわいく、そして思わぬ展開♪ これぞ絵本の醍醐味!
かすみちゃんの優しさと、だけど私だっていちご欲しい・・・お姉ちゃんだからこその気持ちをリアルに上手に表現されているのはさすが!!!
息子も「このいちご、どうんなるんだろ・・・」息を潜めて見守ります。
最後に真っ赤ないちごが乗ったお母さん手作りのクリスマスケーキ。 みんなの笑顔がきらきらの、優しい絵本です。
『ズボンのクリスマス』
これは男の子らしいお話。
お出掛けなのになかなかお着替えしないもっくん。
早く行きたいもっくんのズボン。
待ちきれないズボンはとうとう飛び出して行ってしまいます!!追いかける追いかける!!どんどん行っちゃうズボン!「きゃ〜もっくんパンツ一丁や〜!!!はずかし〜〜〜!!」 きゃ〜きゃ〜はしゃぐうちの子。
いつもママに「早く着替えなさい!」っておんなじ事言われてる。自分と一緒のもっくんが身近に感じて、そしてこんなハプニングにあたふたのお話がかなり気に入った様子。
「ぼくも早く着替えないとパンツ一丁で走らなあかん?」
笑いながらもちょっと不安そうな顔に笑っちゃいました♪
それからは、お着替の時は・・・もちろん!
「パンツ一丁!!!!」 この一言でお着替え終了です!