絵と写真のミックスされた大判の素敵な知識絵本です。よくよく読んでみると、中に使われている写真などは作者である女性が暮らしている海岸で作者自身が拾い上げたものなんですね。そういう背景を知ると、作者の小さいころの思い出や海への愛と、漂流物を集める密かな楽しみが伝わってくるようです。中でも美しいのは「波と岩に洗われて丸くなり宝石のようになったガラスの破片」です。赤やエメラルドグリーンの丸いガラス。本当に宝石のようで、宝物になるんだなあと思いました。うちの0歳児もその写真を特にじーーーーっと見ます。やはり綺麗なんでしょう。