一寸ほどの大きさしかないのに、人並み以上のことをしようとする勇敢ないっすんぼうし。
子供の頃から慣れ親しんだ話なので安心感があり、息子にも読んであげたいと思う一冊です。
鬼の絵がとても悪そうにリアルで、子供にも伝わりやすいと思います。
昔話にはこういうリアルな絵も大事だなぁと思います。
お姫様を守るため、そんな怖そうな鬼をおばあさんの持たせてくれた針で退治する姿、とても勇敢です。
願いのかなうこづち、やはり大きくなりたかったのですね。
大きくなるシーンも分かりやすく描かれていて良かったと思います。
子供にもいっすんぼうしのように自分で限界を決めず、挑戦する気持ちを持ってほしいなぁと思いました。
おまけのしたきりすずめの話ですが、こちらも話が簡単で分かりやすくて良いです。欲張りなおばあさんの箱も悪い感じがとても出ていて子供にも伝わりやすいと思います。