一寸法師、知っているようでよく知らない昔話の一つでした。
読んでみてなるほど!こういうお話だったのか!
子供に読んであげる前に、私一人で試し読みさせて頂きました。
わかり易い昔話の口調で、あっという間に読めました。
内容もすっきりとシンプルで無駄がない感じ。
とにかくわかりやすかったです。
今回は大人の私一人で読んでしまいましたが、
鬼の登場してくる場面は、3歳の次女が好きそうだなぁと思いました。
鬼の怖そうな感じと、一寸法師の勇敢な様子が子供にもわかりやすそうだなと思います。
姫さまの上品で美しい感じと
一寸法師と見つめ合う背景がピンクの場面は私がとても気に入ってしまいました。
大きくなった一寸法師も素敵(^^)♪
おはなしもうひとつの『したきりすずめ』は、
こちらもすずめの舌をちょんぎることしか覚えていないお話だったので
どんなお話だったのか思い出せてすっきりしました。
しかし、この優しいおじいさんはどうしてこんな強欲ばあさんと結婚したんだろう?とか考えてしまい・・・(^^;)
おむすびころりん同様、欲張るといいことありませよ〜って
教えてくれるお話だったんですね。
動物大好きな娘も「こすずめかわいそう」とか言いそうだなぁとか
考えながら読みました。
堀川さんの絵は大人っぽくて落ち着いていて
どちらのお話にも雰囲気を与えてくれていいなぁと思いました。
我が家では、次女が気に入りそうな気がしました。