長男が引っ越しによって幼稚園の友達と別れることになってしまった
年のクリスマスの絵本として、この「だいじょうぶだよ、ゾウさん」
贈りました。
友達と離れることになってしまっても絆はなくならない
ということをわかってほしかったからです。
大きな年老いたゾウさんと小さなネズミの子供はとても仲良し。
ネズミは年老いたゾウさんのために、眼鏡を用意してあげたり
代わりにゾウさんはネズミを守りながら、いろんなことを教えて
いってあげるのです。
でも、そんな二人に迫る別れのとき・・・。
それをゾウさんはネズミにわかりやすく気長に教えていくのです。
ネズミにとってそれは命と向き合う初めてのことでもありました。
友達との絆、命の大切さ、命との別れ(死)をわかりやすく
丁寧に描いています。
人の生死がなんとなくわかるようになってきたら読んでほしい
絆と命に向き合える絵本です。
長男は最初よくわからなかったようですが、何度か読むうちに
ゾウさんは消えてなくなったわけではなく、ネズミの中に
いつまでも存在している、ということがわかってきたようでした。