シルクハットぞくがよなかのいちじに何をしにやって
くるのかと言ったら・・
ちょっとだけふとんをかけなおしてくれるためにやってくるのですね。
毎晩、こまでもごろごろころがっていって、おふとんの中にはいない
娘の様子にやきもきしている母としては、読んでいてふんわりあった
かい気持ちになりました。
シルクハットぞくに私の心のおふとんもかけなおしてもらったみたいに。
「ちょっとだけ」っていうのがいいな。押し付けがましくなくて
眠っている人も起こさず去って行く感じがして。
シルクハットをかぶっているっていうのもおしゃれで素敵。
きっと粋な人々なのだろうな。
娘がごろごろ転がっていても、これからはあまり心配しないように
します(笑)。