前作でちょっかいをかけてきそうになった殺し屋2人組がなんと一時的に仲間になります。殺し屋といっても性根は腐っていないから、なんだかとても友情を築いていけそうな感じ、、、、。でも、別々にわかれていきます。とても寂しい気分になったので、最後の結末は嬉しかったです。
殺し屋だった2人の不思議な過去と能力がまた魅力的でもあり、苦悩の源でもあり、非常に面白い。この作品はファンタジーなだけあって、美しい若い姿で百何十歳とか五百歳とか、、、面白いです。
殺伐とした生き方をしていても、胸の琴線に何かが触れれば生まれ変われる。望みを捨ててはいけない。そんなことを教えてもらえた気分になる本です。