この児童書は「第32回講談社児童文学新人賞受賞作」作品です。
全部で371ページ、主人公の男のは中学一年生でした。
文字や行間は読みやすいスペースだと思います。
しいていうならテーマは自然破壊でしょうか?
稲荷山の神さまやお使いさまのキツネたちと主人公の少年が協力して、神さま(ミコトさま)の上手うお山を守ろうと人間社会の産業開発会社と戦う話です。
「大手の会社相手(超現実的な存在)」v.s.「神様・おきつねさま」信仰なので、
世界観が大きすぎた為か、後半作者の頭の枠の中で話が小さくまとまってしまった感がありますが、
内容的には、小学校の高学年くらいから中学生くらいの思春期の人たちが読みやすいかな?と、思いました。
おキツネさまの好きな人、お稲荷様や昔むかしの土地神さまの話などが好きな人にはお薦めです。