雪がふったときのわくわく感と、すべての音が雪にすいこまれてしまうような静けさが静かに伝わってきます。
お気に入りは、夜になって雪がやんだ時、ぼくはもう寝る時間だけどちょっとだけママといっしょに外へでていくシーン。
・・・「まあ、もう ねる じかんなのに・・・。」
でもママはすこしわらって、「いいわ、ちょっとだけね。」・・・
そして、ママとふたりでまっさら雪に足跡をたくさんつけたり、雪のお団子をつくったり。
酒井駒子さんの本が好きな息子のために選びました。
息子にはまだ早いかもしれないなあなどと思いながら手に取ったのですが、息子はこの本も大好きになりました。
「雪がふってるねー」などといいながら、何度も何度も読んでいます。
やさしい絵のタッチと、おだやかな会話のやり取りがお気に入りの理由かしら?