こぶたのバーナビーに送ってきた、ちいさなこづつみには
おばさんからのプレゼントの6ペンス。
風船を知らないバーナビーが風船を探して、風船に出会うまでの
ほのぼのとかわいいお話でした。
はじめに、種芋を買おうかと思い、それはつまらないなとやめる気持ちは
とてもよくわかる気がしておかしかったです。
素敵な、うれしいものを買うっていうのは心がはずむもの。
それを、必需品に置き換えるのはがっかりします。
最後に、念願の風船を手に入れた、バーナビーのよろこびも
素晴らしいです。幸せというものがどんなふうにして生まれるのかを考えて、あたたかい気持ちになれる絵本です。