ふうせんを買いなさいとおばさんにおこづかいをもらうバーナビー。でもバーナビーはふうせんがどんなものか知りません。
でもきっといいものに違いないと町へ買い物に行きます。
途中、どこに売っているのか、どんなものなのかいろんな人にききながら想像をふくらませ、ますます楽しみになります。
やっとたどりついたふうせんは空気が入ってなくてグニャグニャのゴム・・・がっかりしているとお店のおばさんが「ふーふー」と空気を入れてくれました。どんどん大きくまあるくふくらんだ青いふうせん!バーナビーはふうせんをとても気に入って「ぼくはせかいいちしあわせもの」
私は忘れてしまった。
子供の時ってこんなにも風船がすきだっただろうか?
はじめて見るきれいで、まあるくて、ふわふわするもの。
初めてのこと、物に触れるときの感動がすごく伝わってくる。
子供にどれだけそんな体験をさせてやれるだろう?
アンテナをひろげ、大人の私も一緒に感動できることにたくさん出会いたいと思う。