静岡の人ならなじみのある(今は見かけませんが)、
オレンジと緑のツートンカラーの電車(東海道線)、
クリームと朱色の電車(大井川鉄道)、
新幹線(100系でしょうか?)と静岡駅と思われる風景が登場。
懐かしいテイストの一冊です。
版画がきれいで目にとまり、何気なく買った本なのですが、
風景や電車でモデルが静岡だと気付き、嬉しくなりました!
発車する前の静けさ、乗り替えの瞬間、電車が橋を渡る音、
駅に並ぶ賑やかな店など、乗っているだけでなく旅の通過点を
捉えて描いてあるので、旅をしているような気持ちになれます。
スピード感ある外側からの風景と、中での過ごし方が対照的に
描かれている所も良いですね。息子もそのシーンが好きで
「お弁当食べてるね!本読んでるね!」と状況を説明。
1歳の時から読んでいますが、今でも好きで繰り返し読んでは
自分でめくって楽しんでいます。
同じように電車にのって旅に出かけるのもいいかも…
モデルになった風景を見つけるのも楽しそうです。