絵の具で描いたようなキャベツ畑の絵がとってもキレイな一冊です。
キャベツ畑はホンモノを見たことがありませんが、
キャベツを丹精込めてつくっている人が見たら、
一人ひとりが子供のように見えるのかもしれない。
この絵本のように、風が吹くと、
一人ひとりが葉を揺らして、
それがとなりに伝染して、
みんなでくすくす、くすくす、と笑って、
キャベツについてるアオムシもクモも、
みーんな一緒に笑ってるように見えるのかもしれないな。
この絵本の作者の、もしくはキャベツ農家の方の、
キャベツへの愛情がとっても伝わってきます。
娘はキャベツがおいしそうに見えたのが、
手を絵本にのばし 「あむ」 と言って食べる真似をしていました。
丸ごと食べる?!
私も娘もそれぞれの楽しみ方で読ませていただきました。