かえるが、誰かと待ち合わせ。
その間に、めだか、ばった、みずすまし、あめんぼなど、
たくさんの生き物が登場します。
主人公は、可愛らしく親しみのもてる、ちょっとコミカルなかえるくんなのですが、
まわりの風景は、リアルそのもの。
生き物たちの、普段の生活が実に細かく描かれています。
生き物が、他の生き物を食べるシーンが鮮明に描かれていたためか、
息子はすこし、ぎょっとしたようです。
でも、ラストは、ほっとするような虹が登場して、ほんわかあたたかい気持ちになれます。
水辺の生き物って、あんがい見かける機会が少ないですから、
こんな絵本で見せてあげるのもいいですね。