こんなに想われて、この子のかあさんはしあわせです。
寒い寒い中で、決して厚着でもないのに、鼻のあたまが赤くなっているのに、
この子はひたすらにかあさんを待ってます。
きっと、心の中はあったかいのでしょうね。
なんでも、すぐに思い通りになる今の子どもたち。
姿が見えなかったら、ケータイで連絡が付くし、わざわざ電停で待つことなんていらない。
待つことのしあわせを今の子は知らない。
家族の絆の深さを感じます。
きっと、かあさんはこの子を抱きしめてあげたでしょうね。
そのぬくもりで、この子はかあさんの存在に感謝したでしょう。