いっくんという男の子が電車の運転手になって、海駅や山駅へ行って遊びます。
たこのトンネルをくぐると、もうそこは海駅。海水浴やすいかわり、アイスクリームを食べたり思いっきり海を満喫します。
また電車に乗って、今度はどんぐりのトンネルをくぐると山駅に到着。一面、落ち葉のじゅうたんで、転げまわったりかくれんぼをして遊びます。
そして、最後はいっくんのへや駅へ帰ってきておしまい。
乗客は、いっくんの友だちの動物や鳥などで、駅に着くと一緒に降りて遊びます。
絵は色鉛筆で描かれていて、素朴でかわいらしく、ほっとする感じです。
ちなみに私の弟(息子たちのおじさん)が“いっくん”なので、馴染みのある名前に親しみを感じたようで喜んで何度も読んでいました。