昭和初期に書かれた原画が見つかり、作者の息子さんが最近になって出版した作品だそうです。
にわとりの女の子が誕生日の日に着るようにと赤い洋服を買ってもらいます。
ところが窓の所に吊るしておいた洋服がなくなってしまって、探し物上手な犬に探してもらうことにするのですが・・・。
昭和初期に書かれたとは思えない絵は、当時にしては斬新だったのではないかと思います。
今見ると、レトロな雰囲気が漂ってかえって新しく感じてしまいます。
話の内容はハッピーエンドなのはいいのですが、ちょっと盛り上がりに欠けるかなと思ってしまいました。