2歳の息子が図書館で自分で選んで読みたがった本です。恐がりのくせに、かわいいオバケは好きなよう。
読んでみると、なんだかおなかがすいてきます。コックの見習いおばけ、ぺーたろとぽいぞうがつくる料理が、とてもおいしそうだからです。なにやら怪しいオバケの世界の食材も気になるものばかり。きゅうりかとおもったら、数字の2の形をした「きゅうに」だったのには笑いました。
今夜のおすすめスープ「くるぽんきゅー」や、人気デザートメニューに載っているうそつきバナナパフェなど、どんな味がするんだろう?とあれこれ想像するだけで楽しくなります。
あちこちに散りばめられた、細かく描かれた楽しいしかけが楽しくて、最後には息子よりも自分の方が楽しんでしまいました。