福音館書店の「母の友編集部」が作った本です。
絵本作家達の、絵本作家になるに至った暮らしや、
絵本作家としてやっていくための生き様みたいなものが書かれて
います。
紹介されているのは加古里子さんや山脇百合子さん、赤羽末吉さん、
瀬川康男さんなど、絵本作家としては名の知られた方ばかりで、や
はり、その道のプロとなるような方達の話は、読んでいて刺激的で
もあるし、胸を打つものでもあるのだなあと思いました。
特に加古さんの話されていることなどは頷きながら読んだ。
「命、心、気持ちといったものをこれからは本当に大切にしていか
なければなりません。そのことをもう一度我々は取り戻し、守って
いかなくちゃ。我々は経済というものに振り回されすぎてるんじゃ
ないか。」
こんな方達が、こんな想いを持って絵本を作っているのならば、それ
は素敵な絵本になるに違いないよね、と安心しました。
そして、欲しい絵本がまたどっさり増えるのです(笑)。