うちの年中息子の周りで、妙に人気があるアニメがあります。
それが、「トムとジェリー」
あの、まぬけなネコくんと、ずる賢いネズミくんがすったもんだを繰り広げる、むかーしからのアニメです。
小難しいアニメを見るようになったと思っても、やっぱり心底お腹を抱えて笑える、どたばた劇が一番面白いのですよね。
この絵本も、トムとジェリーを思わせるような、ねずみとワシのどたばた劇です。
ねむくてねむくてたまらないネズミが、ワシにさらわれてしまいます。
連れて行かれたのは、ワシのひな鳥たちのいる巣。
でも、このひな鳥たち、なぜかずーっと泣き止まない。
困り果てたワシの親。とうとう、ネズミに、このひな鳥を泣き止ませたら、おまえを助けてやる、と言い出しました。
さて、どうする?
ささき まきさんの、ちょっとすっとぼけたような絵が
また、なんともいえない面白みを醸しだしていて、いいですね。
ワシのひな達の顔、実に可愛らしいです。
お話は、実に単純で、大人が読むと、あら、そう、ですんでしまいそうなのですが、
子供は結構面白がって聞いていました。