究極の、棚ボタ式 サクセス・ストーリーです。
「1年のうち、11ヶ月は好きに暮らしてもよい。最後の一月だけは、毎日5かせ糸をつむぐこと。できなかったら命はない」
なまけもので糸なんてつむいだこともない娘を、まったくの誤解から、おきさきにした王様が出した条件です。
娘のかわりに糸をつむいでくれたのは、実は子鬼。
「1ヶ月まいばん、3回名前をあてるチャンスをあげる、あたらなかったらよめさんになってもらうよ」と言います。
…なんで、こんな何のとりえもないような娘が、こんなにモテるんでしょう(笑)。
そして、最大の謎があります。
ある日、とうとう娘は名前をあてることに成功してしまうのですが、その年・1年間はよくても、翌年はどうなったんでしょうね?
トムティッとトットは、翌年も、それ以降も? ずっと現れるのかしら…
そんな約束までは、していないのでは…?
疑問をもつのは私だけでしょうか。