息子が4歳から5歳くらいの時でしょうか、この本を寝る前に何度も何度も読まされました。
長くて難しい文章なので、とても理解しているとは思えませんが、劇場仕立てでの絵と細部にもこだわった、バートンさんならではのお楽しみがあって、飽きずに聞いていたのでしょう。(途中に恐竜が出てくるからと言うのもあります。)
宇宙に太陽が生まれてから、今、現在、たった今までを臨場感を持って描いています。
時間はこうして、移っていくのだなあと言うことを実感できます。同じ作者の「ちいさいおうち」もそうですが、長い時を扱った傑作ですね。
大人でも十分楽しめる、読み応えのある絵本です。図書館で借りるのでなく是非手元に置いて、何度も何度も味わってください。