わしがいろはのかるた奉行じゃ!から始まります。江戸のいろはかるたを研究して、今の世の中の新しいいろはかるたを作っているというお話です。正しい江戸時代のいろはかるたの横に、いろはかるた奉行が考えた新しいかるたが載っています。たとえば、「ろんより しょうこ」の横に「ロールパンより チョコ」とか「びんぼう ひま なし」の横に「ぴんぽん ひま なし」とかです。解説までついているので、意味もよくわかってとても親切です。よくもまあこんなに上手に新しいかるたを考えたものだと、感心しますよ。本当におもしろいです。読み終えた後には、自分もかるたを作ってみたくなりますよ。ぜひ、お子さんと楽しんでみてはいかがですか?絵本を読んだ後に、遊べるなんて最高です。