笑いました。
普段、美味しく食べてもらうためにあなたの所へやって来たのよ(だから好き嫌いしないで)という食育をしている私。
その反対の発想なのに、こんなコミカルに書かれていると憎めないというか。娘だけでなく母もすごく楽しみました。
鏡餅にそんな悩みがあったなんて。逃げようという思いつき、本当に逃げるあの足。忘れられない。さっきも大根を見て娘とこの鏡餅を思い出しちゃったぐらい。
そしてあのオチ。おかしくっておかしくって。
園でお餅つきをしてまさにきな粉餅を作ってきた娘は、グイグイ引きこまれていました。
鏡餅の語りとして書かれる本文がいい味ですね。こちらも感情がこもってしまいました。
ただ欲を言うならば、たごさくさん達に、鏡餅があんな所で固まっているのを不思議に思うか、逃げてきたのを知っているかのセリフが欲しかったですね。