トリケラトプスの群れにSOSを知らせにきたプテラぼうや。
アーケロンのおばさんが産卵したタマゴを守りに、
リーダーのビックホーン、息子のリトルホーン、
そして案内役のプテラぼうやで出陣です。
きっと実際の恐竜時代には、
このような助け合いはなかったに違いありません。
物語だと分かっていても、
強い肉食恐竜に対抗するために、
そして小さな命を守るために、
それぞれの長所を生かして、立ち向かう姿、
とても頼もしく感じました。
そして、トリケラトプスは泳げたのか!という驚きや
プテラノドンはじめとする翼竜たちが、
もし実際に他の草食動物とコミュニケーションがとれたなら、
恐竜時代において、どれだけ草食動物の強い見方になったことだろうと
いろいろ想像をしてみたりもしました。
「恐竜」って言ってみれば一言ですが、
本当に色々と、奥が深い。
そして、こんなに巨大な、強い生き物たちが、
太古の昔、確かにこの地球上にいたのだという事。
改めて、地球の歴史の一幕に思いを馳せる一冊となりました。