2011年3月11日、津波により宮城県石巻市立大川小学校は、74人の子どもたちと10人の先生の命を奪うという悲劇がおこりました。
ドキュメンタリーを撮るために現地へ行っていた作者は、ひまわりを育てている児童のお母さんたちに出会い、この絵本が誕生しました。
作者に託されたお母さんたちの手紙は、子どもたちへ果てしない愛情が込められたメッセージでした。絵者の松成真理子さんも現地へ赴いたとのことです。
どのページにもまぶしいほどの笑顔の子どもたちが描かれていて、生前の子どもたちの様子や言葉が紹介されていています
そのすべてが前向きで希望に満ち溢れていて、熱い思いがこみ上げてくることを押さえることができません・・・
お母さんたちの心の中で、子どもたちがみんな生きているんだと感じます
尊い多くの命が失われた大震災を私たちは決して忘れてはいけないのです
日々その方々の分も一生懸命「生きる」ことをやめてはいけないのです
人生の応援歌のようにも聞こえてくる「ひまわりのような子どもの笑顔」が全国のお母さんたちに声援を贈っているようです
がんばれ!がんばれって・・・・