頑張っていたのですが、最後の1Pで泣いてしまいました。
『おまえうまそうだな』は全然平気だったのに。
当たり前だけど、骨の髄まで”母親”なのだな。母親として娘を愛しているのだなと思いました。
肝心のオオトリのセリフが声が詰まって……。娘はビックリしていました。
ウマソウよりは意味がわかっているようですが、それでも全容は取りきれていないと思います。
お母さんが感動した意味もわからないでしょう。それでも一生懸命聞いて、おもしろかったとのことです。
この本を本当に理解できるのは”親”ではないでしょうか。
遠くからハートの様子がおかしいことに気付き、何も言わずともぎゅーっと抱きしめるおかあさんに心打たれました。
私だったら、娘の変化に気付き、無償で抱きしめることができるかな。ちゃんと観察できているかな。
こうやって受け入れる母親の度量。どんな子でも母はおまえを愛している。こうして子供は安心して大きくなっていくのですね。
愛さえあれば生みの親も育ての親も関係ありませんね。
余談ですが、時々出てくる星いっぱいの夜空が好きです。