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宮沢賢治の絵本 寓話 洞熊学校を卒業した三人」 さみはさみさんの声

宮沢賢治の絵本 寓話 洞熊学校を卒業した三人 作:宮沢 賢治
絵:大島 妙子
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2012年10月
ISBN:9784895881272
評価スコア 4
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みんなの声 総数 12
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  • ものすごい嫌らしさ

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子2歳

    6歳の長男に読みました。

    私も初めて読んだのですが、結構長い話です。洞熊学校の洞熊先生のところを、赤い手の長い蜘蛛と、銀いろのなめくじと、顔を洗ったことのない狸が卒業した後、どうやって生きて行くかが描かれます。

    三者とも上辺だけは取り繕いながら私欲を満たして過ごしますが、最後は自業自得の身の破滅に終わります。それを知った洞熊先生も、何の感慨もなさそうに大きなあくびをしておわりです。

    何とも言えない倦怠感、いやらしさが取り巻いています。書かれた当時の世の中がこんなだったのでしょうか。

    息子はなめくじが一番気に入らなかったようです。「フン、なめくじは人を騙して食べてばかりいたから、最後は自分がやられても当然だよ!」と言っていました。なめくじだけじゃないんですがね。とは言え、かなり長いし、言葉も難しいのに、ちゃんと理解して感じるものがあるのだな、と息子の成長を感じました。

    強烈な絵も印象深いです。何年も後にまた読んだとしても記憶によみがえってきそうです。

    投稿日:2014/07/11

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