あ〜、恥ずかしい。
少々、自責の念にかられながら、読み直しました。
自分の誕生日が近い主人公の男の子アーサーが、ふとしたことからお父さんのクローゼットの中に、赤いリボンが結ばれた青い星の包み紙にくるまれた箱を発見してしまいます。
この箱は、自分の誕生日のためのものだとアーサーは確信します。
箱の中身が何なのか、あれやこれや想像を膨らませるアーサーの姿に、子どもの頃に帰って共感しました。
ここで驚いたのは、アーサーが箱を発見した時、「あれ、ぼくのお誕生日のプレゼントでしょ。」って、両親に聞きに行かなかった可愛らしい優しさ。私なら見つけたら聞いちゃうなぁ〜。
さて、明日がいよいよ誕生日という日に、ボランテイアの女の人が尋ねてきて、・・・。
結局、箱の中身が何だったのか解らないのですが、本当に虚を衝かれる素晴らしいアーサーの行動でした。
キリスト教圏ならではのお話なのでしょうか。
日本の子どもたちには、ここまでのボランテイアスピリッツは根付いていないような気もします。
まあ、宗教というよりは、個人の問題でしょうかね。
あ〜、それにしても箱の中身にばかり気を取られていた大人である自分が、ホントに恥ずかしい〜。