演劇作品の絵本化だそうですが、
長いお話を短くまとめているので、お話的にはどうかな?
と思う部分もあるのですが、作者のくすのきしげのりさん、
絵を描かれている伊藤秀男さんの熱い思いが、
原作のテーマをまっすぐに胸に届けてくれます。
常々、年をとればとるほど、生き方が顔に出てくる、
美しい心の持ち主、美しい生き方をしている人は
年をとればとるほど美しくなる、と思っていたところに
見つけたこの絵本。
泥かぶらのように、年を重ねるほど美しくなれるように
生きていきたいなと、思います。
卒業を控えた6年生に、このお話を贈りたくて
お話会に持って行きましたが、
時間が足りず、読めなくて本当に残念です。
また、機会があったら、ぜひ紹介したいと思います。
所要時間約16分半です。