ホントに細かくセミの一生をレポートしてくれいる写真絵本でした。
多少はいろいろなところで見聞きしていましたが、これほどじっくり丁寧にセミの一生を追っかけて、その1つ1つをきちんと見せてくれている作品には初めて出会いました。
セミの卵がこんなふうに木の枝に差し込むように産まれていることや、
そこから生まれえた1齢幼虫たち(乳白色でいっぱいいると結構気持ち悪い)がどんな危険を冒して地面に移動するとか、
土の中でどんな風に過ごしているとか、長い長い土の中の7年間を見ることができて勉強になったというか、よかったです。
特に羽化するとkの連続写真はすごかったです!
セミへの愛を感じる作品でした。
虫の好きなお子さんたちにはぜひ読んであげたいです。