新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ふくろにいれられたおとこのこ」 てんぐざるさんの声

ふくろにいれられたおとこのこ 再話:山口 智子
画:堀内 誠一
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2021年12月27日
ISBN:9784834020502
評価スコア 4.32
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みんなの声 総数 24
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  • ドキドキハラハラが好きなお子さんに

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    うちの下の子には、「最後がかわいそう。昔ばなしって、怖い(残酷)な終わり方のが多くて、嫌い」と、断言されてしまいました。
    うちの下の子は少々感受性がありすぎて、想像を膨らませ過ぎるところがあり、もっと小さいころはおばけの出てくるような話などはもってのほかで、お話が終わってもその話のことをあれこれ考えて泣いたりすることもあったので、まぁ、こういうはんのもしかなたいよネ。と、思いました。
    (その代わり楽しい話だと、いつまでも楽しい続きや同じようなお話のパターンをいろいろ考えて、物語を膨らませるのも好きなので、こういう性格は一長一短ですよね)

    さて、この絵本を手にしたのは、よく一緒に活動するボランティアの知人のお子さんが、小さいとき、とても好きだった絵本と教えてもらったからです。
    イタリアやフランスの昔話には、『おに』(日本語ではこう訳すしかない生き物だと思いますが)が、しばしば登場し、子どもたちをさらったり、食べようとしたりします。
    なので、どちらかというと怖い話だし、ドキドキハラハラします。
    知人のお子さんは、このドキドキハラハラ感が好きだったのかもしれませんね〜。

    堀内誠一さんの『おに』の絵が、すごくインパクトがあって、怖いというより、(私が見ると)どこか間抜けな感じがします。
    フランスの昔話なので、決して難しいストーリーではなく、
    ある意味テンポ良くさらりとした話なので、3,4歳のお子さんから楽しめる絵本ではないかと思います。

    ただし!うちの子のような、感受性の強すぎる子や、怖い話が苦手なお子さんは、あまり小さいうちに読まない方がいいかもしれません。

    投稿日:2010/10/31

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