夜の小学校、警備のヒト・・というと、「怖いお話」なのかな
と思っていたのですが、怖くない!不思議なことはたくさん出て
きます。でも、怖くないのです。主人公の「ぼく」が、淡々と
していて、あんまり驚いたりしない、というのもあるのかもしれ
ません。同じ出来事があっても、私だったらびっくりしてしまい
そうですもの。
でも、こんな風に、不思議な出来事も驚いたりせずに、淡々と
受け止めたら、わけもわからずむやみやたらと怖いと思っていた
ことも(や、わけがわからないから怖くなってしまうのではあり
ますが)、ファンタジーの中の世界のように、なんだか不思議で
おもしろいことに形を変えるのかな?