どろぼうと聞いてまず悪い印象を思い浮かべる、、いえいえみやざきさんにはそんな常識が通用しません。あらゆる人が見る「ゆめ」に出てくる食事をいただいちゃうんです。この発想が素敵ですね。
ところがどろぼうだってうまくいかない。これだと思う人の夢にお邪魔してみるものの、、高価な宝飾品であったり、さんすうの数字であったり、訳の分からないもの(わざわざこれを描くところに作者の余裕を感じます)であったりと食べられないものに出会っては肩を落として次の「ゆめ」へ。
「まぁうまくいかないこともあるって。」
人間何でもそうですよね。気分の休まる作品でした。