邦訳は磯みゆきさんでした。
このカーリーさんの顔、どこかに見たような気がして、気になって絵を描いたブライアン・カラスさんを検索してみたら「はがぬけたらどうするの?」の絵を描いていた方でした!
柔らかい丸みのある人物画と鉛筆のような優しい線が、物語の中の暖かさを醸し出してくれる気がします。
実は自分は草木をそだてるのが苦手で、畑仕事とかガーデニングとかやったことがないので、
この絵本のカーリーさんが、月の光に照らされたカタツムシの足跡を満足気に見ているシーンの気持ちは全く分かりませんでした。
むしろ、自分の庭にこんなにカタツムリがいたら気持ち悪いと思います。
この作品は、虫や爬虫類系が苦手な人にはお薦めできなさそうです。
その代わり、ガーデニングが好きな人には面白さ倍増しちゃうかもしれません。