タイトルに惹かれて手に取ったのですが、「おかめ列車」のいぬんこさんの絵と知って、昭和の空気の作品だろうなぁ〜って、ワクワクしながら読みました。
売れないんですねぇ〜。
かつては、部活帰りに中高生がほおばったカレーパンや焼きそばパン。
そして、甘いものが少なかったころスターだったあんパン・ジャムパン・メロンパン・クリームパン。
でも、今でも人気はありますよね〜。
給食で、出された硬いコッペパンとは違って、こういうパンが、私には初めてのお楽しみパンでしたよ。
可成屋さんのご店主のおじいさんは、隣町のパン屋さんへ行って、・・・・・。
今やパン屋さんも、フルーツや生クリームをふんだんに使ったケーキと見まごうばかりのパンを並べていますものね。
このお話は、ちょうどそんなパン屋さんが、出始めた頃のことのようです。
おじいさん、頑張って造りました。
今どきの見栄えのしそうな可成屋さんのニューフェイス、デニッシュ。その名はポール。
彼の登場で、大笑いです。
確かにポールのおかげで、店にお客さんは戻ってきましたが、やきそばパンのピョンタは、・・・・・・。
あ〜、良かった〜。
味が変わらないってことは、お店にとって大切なことなんですね。