「はるはおはなみ」を最初に読んだのですが、ブルトンとタカサキさん、アンドレの関係性がよくわかりませんでした。この絵本が第1作目ということで、ここで初めてタカサキさんと出会うことがわかりました。
おかしな話、変なキャラクター、と思っている暇もなく話がトントンと進みます。こうていペンギンのリムジンをストックで滑らせるところに、「本当にお金持ち?」と突込みを入れたくなりました。
電車の中でこたつでおしるこを食べるのには笑えます。
展開が早くて奇想天外なことがおこるドラマをジェットコースタードラマと言いますが、これは言うなれば、ジェットコースター絵本とでも言うのか決して短い話ではないのですが、読み始めるとあっという間に終わり、読むと次の話が早く読みたくなる不思議なお話だと思いました。