我が家の娘たちは、大の負けず嫌い。姉妹で1番を競ってばかりです。長女の学校の先生には、「娘さんは負けず嫌いなところがあるので、結果を褒めるのではなく、がんばった過程を褒めてあげてください」と言われたこともあります。
1番になることはすごいことだけれど、それだけじゃないんだよということを、うまく伝えたいとは思うのですが、なかなか難しいのです。
この絵本は、1等賞でなくても、「いちばん」の子はたくさんいるんだという風に導いてくれます。
リビングにそれとなく置いておいたところ、長女は、ひとりで手に取って、真剣に読んでいました。周りの声が聞こえないくらい集中してたので、あえて感想は聞きませんでしたが、きっと心に響くものがあったのだと思います。
また、この絵本に出てくる先生のように、こどもに寄り添いながら声をかけれたら素敵だなと、親としても勉強になりました。