男が村に運んできた幸せとは、文明力でした。
村に電気がつながります。
そしたら、電気を買うために山の木はどんどん伐採されて、村人の生活が変わっていきます。
日本の近代化の縮図がなんとも明るく描かれています。
しかし、電気より昔の暮らしを重んじる村人のことは、今の子どもには解らないのでは。
かなりのアナクロニズム。
『いのちのまつり』の名コンビの作品にしては、ちょっとテーマと展開がミスマッチ。
経済成長の中で失われていくものを描きたかったのだと思うのですが、電気が通っていなかったら、ゲームもスマホもできないよ〜。
ライフラインだけは必需品ということですね。